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2019/10/19
紋付袴をビシッと決めよう!成人式と結婚式の紋付袴はどう意味がある?着用シーンは?
和装の結婚式のイメージが強い紋付袴ですが、実は結婚式以外にも着用する場所はあるんです。
今回はそれぞれの着用シーンや、結婚式と成人式の紋付袴にどういう意味があるのか、ご紹介していきます。
【着用場所と格】
現在では五つ紋の黒門付羽織袴が第一礼装とされ、結婚式・結納・葬儀などの冠婚葬祭や成人式、授賞式などで使用されています。
同格の礼装としては、モーニング・燕尾服・黒留袖などになります。
父親が結婚式における服装を決める際に気をつけるべきポイントは、新郎新婦の服装に合わせることです。新郎新婦が略装であれば色紋付袴、新郎新婦が礼装であれば紋付羽織袴としましょう。
【成人式における紋付袴】
大人として認められる節目の行事としては、奈良時代から「元服」という儀式が行われておりました。その時代によって、年齢は異なりますが多くは12歳~16歳に行われていたようです。
この「元服」という行事は新年初めの満月の日に行われておりました。
1949年に1月15日の「成人の日」が制定され、古来より行われていた「元服」という儀式の代わりになり、その時に正装として着用されていた、紋付・袴が着られるようになっていきました。
【神前結婚式における紋付袴】
神前式におけるご新郎様の第一婚礼衣装です。神前式において、ご新郎様とご新婦様の服装の格は合わせないといけません。
紋付袴は格式高い花嫁衣裳と同格の男性衣装となっており、黒羽二重(織物の一種)に紋が5つ付いた紋付袴は新郎様にはかかせません。
なかなか着ることのない紋付袴だからこそ、大事な日に着用すると忘れられない記念になりますよね。
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