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2019/11/30
成人式や卒業式での悩み!〜草履でも痛くならない歩き方〜
着物を着るときには欠かせない草履。
普段慣れない草履を履くと足が痛くなってしまいます。
成人式や卒業式の途中で痛くなってしまうと、思う存分楽しめませんよね。
人生一度きりの大切な1日を楽しく過ごせるように、今回は痛くならない草履の歩き方をご紹介します。
【痛くならない草履の歩き方】
草履を履いて歩く時は、かかとが1~2センチでているくらいが本来の履き方。
かかとをはみ出させるのは、鼻緒と指の間に隙間を空けて歩くためです。
鼻緒と指の間に隙間があることで擦れにくくなり、鼻緒擦れを予防することができますよ。
◯足首は返しすぎず、歩幅は小さめに
歩き方は足首を返しすぎず、前に蹴り出すような歩き方をしましょう。
歩幅は小さめに、草履を引きずるようにして歩くと鼻緒が擦れて痛むことも減らせます。
つま先立ちで歩くように重心をつま先に持っていきましょう。
つま先で軽くつっかけ、そのまま足の前半分から着地して歩くような感じがベストです。
◯つま先は少し内側に
普段履いているスニーカーやサンダルは足首を返して、かかとからしっかり地面を踏みしめるような歩き方ですが、草履を履いた時に同じように歩いてしまうと足が痛くなってしまいます。
イメージが湧きにくいという時は、時代劇などの和服を着ている女性をお手本に。
つま先は外へ向けずに、まっすぐか少し内側を向いた方向がベストです。
◯静かに歩く
草履がかかとにパタパタと当たって音がなるような歩き方はNGです。
草履は音を出さないように静かに歩く歩き方が正解です。
見え方としても音を出すより、静かに歩いた方が美しく見えるますよね。
ただし、下駄の場合はカラコロと木の音をさせて歩いた方が風情があるとされています。
下駄と草履を混同しないようにしましょう。
ポイントを押さえて上手な歩き方をすれば、足も痛くならずに和装を楽しんで、素敵な1日を過ごせるはず。
正しい歩き方は着物姿を美しくも見せてくれるので、しっかり覚えておきましょう。
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