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2019/10/27
着物を普段着に!着物を着るときに必要な小物は?
着物を普段着ることが少ないと、小物もどれが必要かわからないですよね。
今回は着物を着用する時に、これだけは必要という小物をご紹介します。
【着付けに必要な小物】
◯帯
着物を着るのに帯は欠かせないものです。
帯にもいくつか種類があり、これから新しく買うという場合には一番オーソドックスな名古屋帯がおすすめです。
また帯の値段はピンからキリまでありますが、はじめはあまり高価なものを買う必要はないでしょう。
◯帯板(おびいた)
帯の下にはめ込む板で、帯表面のハリを演出するためのものです。
基本的には前板と後板の2枚を使用します。
主にプラ製の板ですが、浴衣などでは通気性の良いメッシュタイプの帯板もあります。
板にベルトがついた形式のものもあり、ご自身で着付けをされる際はベルト付きの方が着付けがやりやすいです。
一つ500円前後で購入することができます。
◯帯締(おびじめ)
胴に巻きつけた帯を最後に締めるものです。帯を結ぶ目的のほか、装飾的な役割も果たします。
帯締も帯揚と同様に着物の雰囲気を変えるためにコーディネートしやすい小物の一つとなります。
袖の短い着物では平組みという平たい帯締を使用することが多く、振袖では丸ぐけや組紐を使用することが多いです。
◯補正パッド
着物を着るとき、ウエストに膨らみをもたせるために用います。
着物姿をきれいに仕上げるために、腰やお尻周りが細い人は補正パッドを使用することをおすすめします。
お値段は一つ3,000円前後です。
◯肌襦袢(はだじゅばん)・裾除け(すそよけ)
肌襦袢・裾除けとは、着物を着るとき用の肌着になります。
着物を着ているときに汗を吸い込んでくれるので、着物を汚すことなく長持ちさせることができます。
価格はおよそ1,000円~3,000円になります
◯長襦袢(ながじゅばん)
肌襦袢の他にももう一枚長襦袢というものを着ます。
振袖の場合は袖の長さが違うといけないので、必ず着物と一緒に購入するようにしましょう。
また長襦袢は付け替え式の衿である、半衿(はんえり)を縫い付けて、衿芯(えりしん)を通す必要があります。
長襦袢もだいたい3,000円ほどで購入できます。
◯腰紐
着物を着る際には欠かせない小物で、5~6本程度必要になります。
着付けに後述のコーリンベルトやゴムベルトを使用する場合はそれよりも少なくて済む場合もありますので、こちらも着付けを依頼する人に確認しておくといいでしょう。
3本セットで500円~1,000円程度で購入することができます。
◯伊達締め(だてじめ)
長襦袢と着物それぞれの着付けの仕上げに伊達締めをすることで、余分な生地を平らにおさめて、衿元を綺麗に整えることができます。
長襦袢を締めるのに1本と着物を締めるのみ1本の合計2本必要です。
1,000円前後で購入することができます。
◯足袋
着物を着る際に必ず履くのが足袋になります。
留め具が4つのものと5つのものがあり、基本的にはどちらでも問題ありませんが、留め具が5つのものの方が格式が高いと言われています。
小物の準備も出来たら、着物の普段使いにどんどんチャレンジしていきましょう。
慣れてきたら小物を使ったコーディネートも出来て、着物を着るのが楽しくなるはずですよ。
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