ブログ
2019/11/26
赤ちゃんのお宮参り!スタイや帽子は必要?
お子様が生まれて初めて行う儀式、お宮参り。
お宮参りのお写真を見ると、産着やベビードレスと共に、帽子やスタイも着けている赤ちゃんがほとんどですよね。
帽子やスタイは何故着けるんだろう?と感じたことがある方もいるかもしれません。
そんな今回は、帽子とスタイが必要なのか?そしてどんな理由で必要なのかをご紹介します。
【お宮参りに帽子とスタイは必要?】
お宮参りでは、赤ちゃんはベビードレスなどの肌着の上から、晴れ着(産着)を掛けて御祈祷を受けます。
レンタルショップや呉服店では、晴れ着やベビードレスと一緒に、スタイや帽子などもセットになっていることも多くなっていますよね。
帽子やスタイは、赤ちゃんを守るために必要なんです。
【帽子はなぜ必要?】
◯刺激に弱い肌を守る為
生後間もない赤ちゃんの肌は非常に敏感で、刺激に対する免疫も弱いため、できるだけ露出は控えた方がよいと言われています。
特に夏の暑い日差しや、冬の寒気に頭皮が触れてしまうと、紫外線や乾燥などで皮膚トラブルが起こってしまう可能性があります。
このようなあらゆるトラブルのリスクを最小限に抑えるためにも、帽子の着用が推奨されています。
◯大専門を守る為
赤ちゃんの頭頂部にある大泉門は母親の産道を通るためにやわらかくなっており、生後しばらくは頭頂部が柔らかくペコペコと動きます。
そのため大泉門に何かがぶつかれば、脳にダイレクトにダメージを受けることになるわけです。
お宮参りに参加する月齢の赤ちゃんが、頭部を覆わず外出することはあまり好ましくありません。
このような大泉門への刺激から赤ちゃんを守るためにも、帽子の着用は必要なのです。
◯帽子も含めて正装
前述を踏まえてお宮参りの正装には、晴れ着だけでなく帽子がセットになっています。
和装(晴れ着)の場合は大黒帽子、洋装(ベビードレス)の場合はフリルのついた洋風の帽子を合わせることで完成となります。
【スタイはなぜ必要?】
◯よだれを晴れ着につけない為
スタイは晴れ着の上から着用させますが、これは晴れ着を赤ちゃんのよだれで汚れないようにする役割があります。
せっかくの晴れ着、綺麗な写真を残してあげたいもの。
また晴れ着が汚れると購入した場合はクリーニング費用が必要になり、レンタルの場合でも落ちない汚れは返却時に追加料金を加算されることもあります。
そんなことを避けるためにスタイは重要ですよね。
◯よだれでかぶれないようにする為
よだれが長時間肌についたままになることで、痒みを引き起こすことがあります。
まだ皮膚がデリケートな赤ちゃんが肌を掻いてしまうと、まだ柔らかい爪であっても傷になることもあります。
赤ちゃんにとって比較的長時間の外出となるお宮参りでは、赤ちゃんのよだれが出てもその都度スタイで拭いてあげればかぶれずにすみますよ。
スタイや帽子はお宮参りが終わっても使うことが出来るものです。
お宮参りの記念にもなりますので、可愛いものを探して見てあげてくださいね。
SNSをフォローして頂くとブログの更新を見逃しません。
質問も受け付けています。
Instagram:kanemata_isyouten
Twitter:@Kanemata_Isyou
Facebook:カネマタ衣装店
< PREV | 一覧に戻る | NEXT > |