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2024/01/25
2024年 二十歳の集いの様子と来年の流行予想
二十歳という大きな節目を迎えられた皆様おめでとうございます!
早速ですが今年はどんな振袖やコーディネートが人気だったのか、そして来年2025年はどんな柄や髪型が流行するか、
実際の会場の様子とともに予想したいと思います!
当店カネマタ衣裳店があります知多半島内の『二十歳の集い』会場にお邪魔致しました。
こちらは常滑市の会場になります。
【振袖の柄】
今年の振袖はシンプルな着物が多い印象でした。
数年前からも地色が目立つようなシンプルな着物が流行っていて、今年も華やかな柄物よりワンポイントや大きめの柄が少しだけといった振袖のお嬢様方をよくお見かけした気がします。
実際に、衣裳をご返却くださったお客様からは「青い無地の振袖だったので、会場でよく目立った。『訪問着みたい』と言われたりもしたけど、大好きな色だったので大満足です! 卒業式でも袴を合わせてぜひ着たい!」と嬉しいお声をいただいたりもしました。
*画像をクリックすると衣裳の詳細がご覧いただけます
【振袖の色】
色については、緑や白、人気の高いニュアンスカラー、くすみカラーといったアンティークっぽいお色の方が多いように感じました。
特に、シンプルな振袖を着ている方々は、そういったお色を好まれていた印象です。
先日後撮りでご来店頂きました、実際に『二十歳の集い』に出席されたお嬢様のお話ですと、やはり白、それから赤も多かったそうです。
振袖といえば赤を思い浮かべる方も多いので避けられるかと思いきや、意外にも多くて驚かれたようです。
会場ごとに差もあるかと思いますが、今年はそういったお色が人気のようでした。
【ヘアスタイル】
2022年頃から、「編み下ろしヘア」や「玉ねぎヘア」と呼ばれる三つ編みやお団子状に後ろで束ねるヘアスタイルが流行していましたが、今年も変わらず多く見受けられました。
ただ今年は編み下ろしをツインテールにしたり、リボンの編み込みにした、より可愛らしいアレンジも増えたような印象でした。
これまでは水引きやロープ、ドライフラワーが中心のクールめなスタイルでした。
他にもスッキリと長いポニーテールにしたり、ゆるく結んでいるような人もいたりと、個性的なヘアスタイルが全体に増えた気がします。
【髪飾り】
一番人気は間違いなく、水引きと金箔でした。
編み下ろしの部分に絡ませたり、大きく輪を描くように張り巡らせたり、あらかじめ花の形などに成形された物をメインの飾りの根本に差したりと、水引きの持つ高い柔軟性を着物の雰囲気や髪型に存分に生かしたアレンジがよく見受けられました。
同様に金箔も髪型や着物の色柄問わず合わせやすいアイテムとして、かつ少量でも華やぐことから、たいへん多くの方から好まれたようです。
【その他の小物など】
今年は例年以上に、草履ではなくブーツを履いている人が多かった印象です。
今までは振袖にブーツというと、スッキリとした振袖に黒色のブーツを合わせたクールな印象が中心的でした。
ですが、今年はくすみカラーやニュアンスカラーの振袖に、白色やベージュなどのブーツを組み合わせた、柔らかい色味のコーディネートが目を引きました。
また、それらにプラスしてレースの帯揚げや手袋、チュールの兵児帯など、繊細な素材の洋小物などのアレンジもよくお見かけしました。
【2025年の成人式振袖について】
今年はシンプルでスッキリとした印象の振袖の方が増えた分、華やかな正統派の古典柄を着られた方々との個性が、互いに強く引き立てあっているような印象を受けたように思います。
また、お着物だけではなく帯や半衿、重ね衿などの小物、ヘアスタイルといったお着物以外の小物や要素にも、お着物以上に力を入れてらっしゃるのが一目でわかる方が増えた印象です。
シンプルなお着物でも帯周りの小物を華やかな物にしたり、ヘアアレンジに金箔を足してより煌びやかな仕上がりにしたりと、ちょっとしたこだわりでより今日という記念日を楽しもうとしているお嬢様方がたくさんいらっしゃったかと思うと貸衣裳店のスタッフとしてはとても嬉しい一日でした。
例年ですと、白の着物が流行った翌年は真逆の赤い着物が流行ったり、細かい古典柄が流行った次はレトロモダンな大き目の柄が人気だったりする傾向がありました。
2024年は淡いお色やスッキリした柄が人気だった分、2025年は華やかでクッキリとした色や柄の流れが来るかもしれませんね。
【式後の傾向】
今年の『二十歳の集い』終了後の傾向は、ご友人とお食事や遊びに集まる傾向なのではないかなと思います。
式終了後にお写真の撮影をされたお嬢様が「これから遊びに行くんです」というお話や、「地元のお店でみんなで集まって…楽しかった!」など返却時に当日の様子を伺いました。
規模の縮小やなくなっていた、式後の集まりも徐々に増えてきて、久しぶりのご友人様との時間を楽しんだ方も多いのではないかと思います。
【ママ振袖でのコーディネートは?】
今年はお母様やおばあ様がお持ちの昔ながらの古典柄振袖でも、今までになかった色や柄の小物を取り入れるだけで、
全く新しい雰囲気のコーディネートが生まれるケースも多く見かけた気がいたします。
すでに2025年の式に向けて、ママ振袖にプラスの小物で今らしい雰囲気に変えたいという方のご相談やご来店もありました。
お持ちのママ振袖を使われた方も去年より増えたのではないでしょうか?
当店でも、LINEでのご相談を含めると去年の倍以上の方からご相談&ご成約をいただきました。
↑2024ママ振袖のご相談を頂きましたお嬢様のお言葉とお写真
今年も、当店では今まで以上にこだわりの小物の数を増やして皆様のコーディネートをお手伝いできればと思います!
LINEを介して全国どこからでもご相談をお受けしております。
相談料はいただきません。
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