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2019/11/24
お母様の振袖を受け継ごう!〜ママ振袖を着る前のチェックポイント〜
お母様が成人式の時に着られていた振袖。
そんな思い入れのあるお着物、お嬢様の成人式でもう一度使用できたら素敵ですよね。
ですがお母様の振袖を着る前に、着物の状態など確認が必要です。
今回は、ママ振袖を着る前に見ておきたいチェックポイントをご紹介します。
【ママ振袖を着る前のチェックポイント】
◯振袖の寸法(サイズ)
いくら親子といえどお母様とお嬢様では体型が変わってきますよね。
身長が10cm違う場合、着物の仕立て直しが必要になる場合があります。
身長差が10cm未満であれば、お着付けの際の調整で仕立て直しは不要で済むケースが多いです。
◯生地の汚れ・シミ
長い間しまわれていた着物は思わぬところがシミになっていたり、生地が劣化して着用できなくなっている可能性もあります。
ぱっと見の状態が良くても、細かいところで汚れや劣化が出ていないかを確認しておきましょう。
◯草履
草履はしまっているだけでも傷んで履けない状態になっていることもあります。
見た目がキレイだと油断してしまうのですが、お草履は風が通らない所に保管しておくと台の中や使われているのりが劣化しやすくなります。
履いた直後は大丈夫でも時間差で草履の底の部分がベロンとめくれる、鼻緒がズボッと抜けてしまう、なんてこともあります。
できればご自分の足のサイズに合った履きやすいものを用意されることをおすすめします。
着慣れない振袖で、足のサイズが合っていない履物で長時間過ごすと負担にもなるので、履きやすさを重視しましょう。
◯振袖のデザイン
お母様の振袖が傷みがなく、すぐに使用できる状態であっても、デザインがアンティークっぽいということもあります。
ママ振袖も活かしつつ、お嬢様の好みにアレンジするのも素敵ですよ。
半衿や、伊達衿、帯揚帯締めを今風のデザインに変えると、かなり雰囲気が変わります。
あわせて、帯まで変えると一気に印象が変わるのでおすすめです。
お母様からお嬢様へと大切な振袖を受け継ぐ、きっとどちらも幸せな気持ちになれるはず。
お母様の振袖にお嬢様のアレンジを加えれば他にはない振袖が出来上がって、他の人とかぶることもありません。
親子代々引き継いでいく、素敵な想い出の詰まった振袖にしていきましょう。
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