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2019/10/28
着物にアクセサリー類をつけるのはマナー違反??
洋服を着るときは、そのコーディネートに合わせてアクセサリー類も選びますよね。
では着物のときにアクセサリー類をつけるのはどうなのか?
今回はそんな疑問について書いていきます。
【着物を着る時、アクセサリー類は禁止?】
A.絶対にダメ、ではありません。
着物を着る時にアクセサリー類はつけてはいけない、と耳にしたことがある方は多いと思いますがアクセサリー類が絶対にダメというわけではありません。
ただ正装や準礼装で公的な行事や結婚式、入学式などに参列する際は、アクセサリーは「できる限りしない」のがマナーです。
アクセサリーごとに、マナーに適うものとそうでないものがあります。
【結婚式や入学式など公的な場】
◯ピアス
礼装・準礼装のときには、基本的にやめた方が無難です。
つけるとしても、ごくごく小さなもので、耳にぴったりとくっ付くようなタイプのものが良いでしょう。
ゆらゆらと揺れるようなタイプのものは、やめましょう。イヤリングも同様です。
◯指輪
指輪は結婚指輪や婚約指輪など、基本的にいつもすることになっているもので、平たいタイプのものなら問題ありません。
◯時計
時計は礼装・準礼装の際にはやめましょう。理由はマナーというよりも、まず着物を着る際に腕時計をしていると、手首がきれいに見えないからです。
訪問着や付下げ程度のものを着る際は、細くてエレガントなデザインの時計ならOKです。
◯ネックレス
ネックレスは、これもマナーというより、見た目の問題としてしないものです。
着物は半衿や伊達衿で胸元を飾るので、ネックレスを付けてしまうと違和感があるからです。
着物を着用する際は、アクセサリーは「ちょっと足りない」と感じるくらいがちょうどよく見えるものです。
和装をする時はやはり主役である着物を引き立たせられるように、アクセサリーは控えめに。
奥ゆかしさや、日本らしさが魅力の着物を最大限に楽しみましょう。
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